Last update: 2018.10.03


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 Profile
名前   所属   学歴   学位   職歴   資格   所属学会   賞罰   研究助成
  研究の関心   蔵永ゼミについて
>>>名前

 蔵永 瞳

>>>所属

 滋賀大学 教育学部(学校心理学専攻)

>>>学歴

 2003年 3月 近畿大学附属広島高等学校 卒業
 2003年 4月 岡山大学 教育学部 総合教育課程 教育臨床コース入学
 2007年 3月 同上卒業
 2007年 4月 広島大学大学院 教育学研究科 心理学専攻 博士課程前期 入学
 2009年 3月 同上修了
 2009年 4月 広島大学大学院 教育学研究科 教育人間科学専攻 博士課程後期 進学
 2012年 3月 同上修了

>>>学位

 2007年 学士(教育学) 岡山大学 (第17811号)
 (卒業論文題目:青年期の友人に対する感情とソーシャルサポートとの関連について)

 2009年 修士(心理学) 広島大学 (第26644号)
 (修士論文題目:感謝の構造−下位感情と生起状況の関連−)

 2012年 博士(心理学) 広島大学 (第5782号)
 (博士論文題目:感謝に関する社会心理学的研究―生起から効果に至るまで―)

>>>職歴

 2012年 4月 広島大学大学院教育学研究科
 特任助教(2013年3月まで)
 (担当科目:心理学基礎実習T)

 2012年 4月 広島修道大学
 非常勤講師(2013年9月まで)
 (担当科目:現代心理学)

 2013年 4月 広島大学大学院教育学研究科
 助教(2014年3月まで)
 (担当科目:社会心理学、心理学基礎実習T、心理学課題演習、
   心理学外書講読演習W、心と行動の科学)

 2014年 4月 就実短期大学幼児教育学科
 講師(就実大学 兼任)(2016年3月まで)
 (担当科目:保育学、教育相談、家庭支援論、家族援助論、
   教職実践基礎演習、実習指導(保育所実習・施設実習)、
   保育・教職実践演習)

 2016年 4月 滋賀大学教育学部
 講師(滋賀大学大学院教育学研究科も併せて担当)(現在に至る)
 (教育学部での担当科目例:発達過程の心理学、社会心理学、
   心理学演習T、心理学実験法T・U・V・W)
 (大学院教育学研究科での担当科目例:教育心理学総論、
   教育心理学特論、社会心理学特論、社会心理学演習)

 2017年 4月 放送大学滋賀学習センター
 客員准教授(2018年5月まで)
 (担当:勉強会「社会心理学の枠組みから学ぶ『孤立』と『排斥』」、
     勉強会「進化心理学と社会心理学の視点から読み解く現代日本」
     勉強会「発達社会心理学」
     面接授業「社会心理学概論」)


>>>資格

 2017年 学校心理士(第205268号)
>>>所属学会

 日本心理学会 会員、認定委員(2015年11月〜現在)
 日本教育心理学会 会員
 中国四国心理学会 会員
 日本社会心理学会 会員
 日本感情心理学会 会員、編集委員(2015年9月〜現在)
 日本パーソナリティ心理学会 会員、広報委員(2012年8月〜2015年8月)
 日本グループ・ダイナミックス学会 会員
 American Psychological Association 会員

>>>賞罰

 2010年 6月 広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ 成績優秀学生 受賞
 2012年 9月 平成24年度 広島大学女性研究者奨励賞 受賞



>>>研究助成

 2012年9月〜2013年3月
 平成24年度 広島大学女性研究者奨励費(研究代表者) 
 「感謝表出の効果に関する基礎的研究:被表出者の認知、感情行動に着目して」


 2013〜2015年度
 科学研究費補助金 若手(B) (研究代表者)
 「感謝表出の対人機能―直接的・間接的互恵関係の成立における役割―」


 2014〜2016年度
 科学研究費補助金 基盤(C) (研究分担者)
 「感謝が自己と対人関係に及ぼすポジティブ効果に関する拡張・形成2過程モデルの検証」(代表:相川 充)



>>>研究の関心

 蔵永は、「社会的感情」や「コミュニケーション」をキーワードに研究を行っています。

 一つ目のキーワードである「社会的感情」とは、人と人とのやりとりの中で経験される、様々な感情のことを指します。人から助けてもらったときに感じる「感謝」、人を傷つけてしまったときに感じる「罪悪感」、すばらしいことをやり遂げた人に対して感じる「尊敬」、人前で失敗をしてしまったときに感じる「恥ずかしさ」、社会のルールから激しくはずれたような行動をとった人に感じる「軽蔑」などは、いずれも社会的感情にあたります。それらの感情が、どのようなときに生じやすいのか、どのような機能をもっているのかという疑問を持って研究をしてきました(様々な感情の中でも、特に「感謝」については、学生の頃から自分が研究を進めていく上でのメインテーマに据えて研究を続けています)。
 また、社会的感情は、生まれながらにして備わっているものではなく、発達の過程の中で発現してくるものであると言われています。同じような状況に置かれても、そこで生じる感情の内容や強さが人によって違うのは、人それぞれ、これまでに経験してきたこと・育ってきた環境が異なるためである可能性があります。このような特徴に関心を持ち、近頃は、社会的感情の「育ち」や、社会的感情を育てる「環境」に関する研究にも少しずつ着手しています。

<関連する研究業績の例>
 蔵永 瞳 (2015). 第2章 第2節 罪悪感・共感・感謝 有光興記・藤澤 文(編) モラルの心理学―理論・研究・道徳教育の実践 北大路書房, pp.47-62.  *書籍
 蔵永 瞳・樋口匡貴 (2014).尊敬の心理学的特徴に関する分析 感情心理学研究, 第21巻 第3号, 133-142. *論文
 蔵永 瞳・樋口匡貴 (2013). 感謝生起状況における状況評価と感情体験が対人行動に及ぼす影響 心理学研究, 第84巻 第4号, 376-385. *論文
 蔵永 瞳・樋口匡貴 (2011). 感謝生起状況における状況評価が感謝の感情体験に及ぼす影響 感情心理学研究, 第19巻 第1号, 19-27. *論文
 蔵永 瞳・樋口匡貴 (2011). 感謝の構造―生起状況と感情体験の多様性を考慮して― 感情心理学研究, 第18巻 第2号, 111-119. *論文

 二つ目のキーワードである「コミュニケーション」は、人と人とのやりとりの過程を指します。私たちは、日常生活の中でたくさんの人と関わりながら、意識的に、あるいは無意識に、コミュニケーションをとっています。コミュニケーションの在り方は、一方向・双方向、一対一・一対大勢、対面・非対面、言語・非言語等、様々な捉え方をすることができます。
 蔵永は、「感謝」をメインテーマとして研究を進めてきたので、いろいろなコミュニケーションの中でも、特に、人から助けられたときの「ありがとう」に関心を持っています。どういうふうにお礼を言えば相手に感謝の気持ちを伝えられるのか、感謝されることによって人はどう変わるのか、といった疑問を持って研究をしています。

<関連する研究業績の例>
 蔵永 瞳・樋口匡貴・福田哲也 (2018). 感謝された後に向社会的行動が起こるまでの心理過程 心理学研究, 第89巻 第1号, 40-49.
 福田哲也・樋口匡貴・蔵永 瞳 (2014). 羞恥表出者に対する観察者の評価および行動―表出者の表情による違い― 感情心理学研究, 第21巻 第2号, 80-90.  *論文
 深田博己・樋口匡貴・塚脇涼太・蔵永 瞳・井邑智哉・五十嵐 睦・平川 真・福田哲也・白石彩乃・照屋佳乃 (2013).東日本大震災の被災者に対する義援金の拠出を促す説得技法 対人コミュニケーション研究, 第1号, 65-87.  *論文


>>>蔵永ゼミについて

 ※蔵永が産休・育休のため、現在蔵永ゼミは休止中です。

 蔵永ゼミでは、上記であげたようなテーマに限らず、様々な研究テーマが取り上げられています。蔵永がバックグラウンドとする学問領域は、社会心理学・教育心理学・感情心理学なので、その周辺領域の研究テーマを選ぶ学生が多いです。蔵永は、学生自身が日常生活の中で感じた疑問を心理学の研究テーマに変換することや、研究計画の立案、データの分析・解釈のお手伝いをしています。
 誰しも、新しく研究に着手するときは手探りですし、思ったようにいかないことが多いです。うまくいかないこと・予想外のことを「失敗」や「面倒くさいこと」と捉えるのではなく、「面白いこと」、「興味深いこと」として捉え、楽しみながら進んでいけるような手助けをしたいと思っています。


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