蔵永がバックグラウンドとする学問領域は、社会心理学・教育心理学・感情心理学なので、その周辺領域の研究テーマで研究をしたい学生を歓迎します。
(蔵永自身の研究テーマについてはStudyをご覧ください。蔵永がこれまで行ってきた研究の詳細についてはresearchmapをご覧ください)。
誰しも、新しく研究に着手するときは手探りですし、思ったようにいかないことが多いです。うまくいかないこと・予想外のことを「失敗」や「面倒くさいこと」と捉えるのではなく、「面白いこと」、「興味深いこと」として捉え、楽しみながら進んでいけるような手助けをしたいと思っています。
■卒業論文や実験調査実習で取り上げられたテーマの例(順不同)
・ずるいという気持ちの心理的学的特徴
・月経周辺期の不快症状に関する固定観念の検討
・CMC場面における自己開示に影響を及ぼす要因:他者の匿名性と親密感に着目して
・性格特性が話し合いにおける意見表出に及ぼす影響:対面と非対面の違い
・小学生における場の認知とアサーションとの関連:授業時間と休み時間の比較
・苦境の隠蔽に関する非言語手掛かり:瞬目についての検討
・友人間での相談場面におけるうなずきが相談者に及ぼす影響:女子大学生を対象として
・公正世界信念が被害者非難に及ぼす影響:職場のハラスメントに関する検討
・再評価がスピーチ不安に及ぼす影響:下位方略に着目した検討
・ペアでの話し合いが全体での話し合いにおける意見の出しやすさに与える影響
・集団同一視と代理的感謝が利他行動に及ぼす影響:大学という集団レベルの検討
・小学校教員の学年配置希望に自身と周囲の性役割観が及ぼす影響
・自己愛傾向とインターネット上の攻撃性との関連:Instagramにおける検討
・大学生における容姿・容貌に対する劣等感が異性不安に及ぼす影響の検討
・スポーツ指導者の声のトーンが小学生競技者のやる気に及ぼす影響-競技者の技術レベルの違いを考慮して-
・賞賛と感謝が向社会的行動に及ぼす影響の比較-小学校場面における担任教員からの言葉かけに着目して-
・大学生の友人関係における共有と心理的居場所感の関連
・運動部活動における先輩後輩関係が適応感に及ぼす影響